オレオレ詐欺の構造~怒涛の母との長電話<前編>

久しぶりに実家の母と長電話をした。
甥っ子の大学受験経過が心配で電話したのだが、芳しい情報は得られなかった。

で、そんなことから、甥っ子の話になり・・・
母はとにかく「ヤツは心配だ」と言った。「受験が終わったら呼び出して、じっくり話をしなくては・・・」とも言った。

なんかと~っても心配らしいのだ。
聞くと、阪大の学生が、ホストクラブの運営を巡って女性を恐喝したとかなんとか・・・。だから、甥っ子が近い将来そんなふうになったらと思うと気が気ではないと、真顔(電話なので真声)で言う。

え~~~~~!!!アリエナ~イ!!
何を心配そうに言うかと思ったら、そんな話とは・・・。

まさに「老婆心」だねと言った。
母はいつものとおり「あらそお??」と釈然としない様子だったが・・・。

年をとると、こんなことまで心配するものなのかと、驚いた。
母は、割としっかりした人で、比較的冷静なタイプ。洞察力もなくはない。
なのに、このテイタラク(?)・・・。
カワイイ孫(しかも男の子)のことになると、こうなっちゃうのか?

で、電話を切ったあと、テレビをつけると、お昼のワイドショーで、くだんの事件を扱っていた。
その阪大のナンチャラ容疑者というのは、金の亡者の最悪の輩だった。夫と「あ~これの心配か~」と呆れた。

そして、思ったのだ。
母はいつもテレビをつけている。よってワイドショーをよく見る。
そして、ひとりでワイドショーを見ていると、そこで報道される若者が、自分の孫たちに重なってしまい、無性に心配になってくるんだと・・・。

その心配モードのなかで、突然電話が鳴り、
「オレオレ~!!じつはやばいことになっちゃってさあ~。ちょっと用立ててもらえない?」
なんて言われたら、もうイチコロ・・・すぐにお金を振り込んでしまうんだろうなあ。

恐るべし!ワイドショー・・・。
オレオレ詐欺の被害にあった方々を調査したら、「ワイドショーが好き」という人の割合はかなり高めなんじゃなかろか・・・なんて思った。

それにしても、
こういう些細なことから、親の「老い」が垣間見え、なんだか切なくなってしまった・・・。
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by happywacoco | 2006-02-16 19:28 | 家族 | Comments(0)
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